綺麗に無邪気に永遠に

好きなところは全部です。

願いはLast forever

一昨日Hey! Say! JUMPから岡本圭人くんが脱退することが発表された。

圭人の留学は「JUMPに戻ってくること」「JUMPに還元すること」を約束してのものだった。

でも脱退する。

 

Twitter上にもいろんな思いが錯綜しているけど、私は本気で意見を書こうと思ったら文体も乱れるしめちゃくちゃ長くなるのでここにします。それ用のブログだし。

(そして本当に長くなった)

いろいろ脱線しながら本当に長々と話しますので暇なときにどうぞ。

 

 

私にとって表現のしやすさを優先して書いていこうと思うので、圭人がJUMPにいた頃の話を過去形で書くことがあると思います。でもそれに悪意はないのでご了承ください。岡本圭人くんは4月11日までJUMPのメンバーです。

また、これは圭人担ではない人間が書いていることを理解してください。

圭人担と他担では当然この件の捉え方も違うと思うので。

普段特定のメンバーを悪くいうような言葉を発信するのは嫌だと思っているのですが、主題が主題なので圭人に対する負の感情も出ます。

でも大前提として、私は今回の件で圭人を嫌いになったりはしていません。役者一本でやるならやるで頑張ってほしいと思っています。

そしてこれからも今までと変わらずHey! Say! JUMPを応援していきます。

全体を通していろんな気持ちを書いているので、一部だけ読んで内容を断定するのはやめてください。

 

それを踏まえての私の気持ちを

(4/11追記あり

 

 

 

 

 

 

 

 

正直なんとなく覚悟していた話

 

JUMP担の中で今回の圭人の脱退を「夢のためだもんね!夢を応援してます!」と心の底から笑顔で受け入れられてる人は正直少ないと思う。

(担当は決まっているにしても)Hey! Say! JUMPというグループ全体を応援していた人なら尚更。

オンリーとかアンリーの人はちょっとわからないけど、、、

 

私はお知らせの動画を見たとき、とてもじゃないけど前向きで清々しい気持ちにはなれなかった。

でも一方で衝撃や悲しみ、怒りの感情も湧いてこなかった。TLにはそういう気持ちも溢れていたけど、私の感覚は少し違っていた。

悲しさというよりも虚しさ、怒りというよりも諦め。そんな感じ。

圭人がHey! Say! JUMPに戻ってきてくれることに期待していたし、できれば帰ってきてほしいと思っていた。

一方で帰ってこない可能性も私の中で見え始めていたので、受け止めるのに時間はかからなかった。

「あぁ、やっぱりか」と。

(こんなことを言うと他グループ担の方にはJUMPに良くない空気が流れてたのかみたいな受け取り方をされそうで怖いけどそういうことではない。JUMP良好です。)

 

言語化できそうな理由として

まず、私の中で「8人のJUMPが作っているものに圭人が入ってくる図が見えづらくなっていたこと」。

 

 

8人が悪いわけでは絶対にない。

(圭人が留学したときに8人は8人で進み続けるということは言われていたので、その通り進み続けてくれてありがとうという気持ち)

この3年でJUMPもヘトヘトコーナーをやったりより難易度の高いダンスに挑戦したりと、年を重ねる中での進化を続けていた。

圭人だってスキルアップしている。きっとスキルアップしたHey! Say! JUMPに追いつけるだけの技量を身につけている。それはわかっている。

でもなぜか漠然と、今のJUMPに戻れるのか?という疑問がどうしてもあった。

「2年の期限」を過ぎてからは特に。

圭人の技量を信じてないわけではないのでなんでこう感じていたのかは自分でもよくわからない。ここの説明は上手くできないごめん。

 

(4/11追記1:少しだけど自分の中で言語化できたので書き残します。圭人の場合は病気療養でない希望しての活動休止で、8人もだからこそ立ち止まることなく前に進み続けていて。私としてはそんな8人が見せてくれるものは「一人欠けた不完全な状態のパフォーマンス」ではなく「今この瞬間の完全体」だと思っていたからこそ、あえてその時々に「ここに圭人がいたら、、、」「圭人が入って完成」と考えることができなかったのかもしれない。かな)

 

 

楽曲についても。

Hey! Say! JUMPには辻村有記大先生という素晴らしいサウンドクリエイターがいる(いろんな場所で活躍されてる方ですJUMPのものみたいな書き方してしまってなんかごめんなさい)。

辻村曲はJUMP本人たちも認めているくらい今の「Hey! Say! JUMPらしさ」という概念そのものだと思う。

爽やかでポップなものから少しダークなものまで、とりあえず辻村さん関連の曲を聞いてもらえれば今のHey! Say! JUMPは説明できるというレベルで本当にお世話になっている。ありがたやありがたや。

でも、JUMPとしての出会いは名曲『ファンファーレ!』。その前、スタートの曲が有岡ソロ曲『Bubble Gum』。これは圭人留学後最初の円盤である『SENSE or LOVE』の収録曲だから、圭人と入れ替わるようにして辻村楽曲がJUMPにやってきた。

今のJUMPらしさを形成している曲に圭人は一度も参加していない。ということに気付いてから、より私の中でこの中に戻ってくる図が見えなくなった。今のJUMPらしさって何人なんだろうと思い始めてしまった。

もちろん戻れば戻ったで曲にも馴染んでいくんだろうなということもわかっていた。わかっていたけどなんとなくこう感じていた。ここも上手くは説明できない。説明できないことばかりでごめん。

 

(4/11追記2:モヤモヤが成仏した。圭人選曲ありがとう。8人が作った今のJUMPらしさを9人で見せてくれてありがとう)

 

 

そして、「圭人が見ている将来にHey! Say! JUMPが見えなくなったこと」。

 

さっきまで書いていたことのようなことをなんとなく考えつつも、圭人がしっかりと勉強をしているのはWebで感じていたし、なんだかんだ戻ってきたら馴染んでやっていくんだろうと思っていた。

でも去年の夏、留学延長のお知らせの動画を見たとき、圭人が夢見ている将来にHey! Say! JUMPが見えなかった。

自分がやりたいことを話している圭人は日本にいた頃には見たことないくらい自信に溢れていたし、偉そうな感想だけど「成長しているな」と思った。

でもその夢はJUMPの夢ではないよな、とも思った。

「圭人はJUMPが好きです」っていう話と「圭人はこれがしたいです」っていう話は別々だと思った。(思ってばっかり)

あれは一人の夢だった。

圭人の夢にJUMPの姿が見えないと、私の描くJUMPの未来に圭人を描くことが難しくなった。

私の思い過ごしで、圭人はちゃんとJUMPに戻る未来を見てるのだと思いたかったし、そうであってほしかったけど。

(まぁどのタイミングで脱退を決意したのか、いつから考え始めていたのかがわからないからあの動画のことだけでどうこういうのも違うかなという気もするけど)

 

そんなこんなで私の中で「圭人が戻ってこない」というルートが見え始めていたので、お知らせを受け取ったときは「あぁやっぱりか」と落胆する気持ちと、「あぁやっぱりか」と納得する気持ちが混ざっていた。

それが悲しみでも怒りでもない感情に結びついているんだと思う。

 

(別に元々圭人に特別な感情がないとかじゃない。3年前の先が見えない2時間は普通に号泣していた)

 

 

 

 

自分勝手の話

 

私はアイドルヲタクだけど、常日頃アイドルに対してアイドルとしてどうのこうのとか言う前に一人の人間としての想いを大切にして生きてほしいと思っているので夢を追うことをとやかくいうつもりはない。けど、圭人本人の言動に対して思うところがないわけではない。

やっぱり山田くんの言うとおり「自分勝手」だし、ある種の裏切りだと思う。

何かあると「裏切られた!!!!」と喚くヲタクが私は嫌いだなと思っているんだけど(この「裏切る」論についてはちょっと前の芦田愛菜先生のお言葉がとてもしっくりきてる)、今回ばっかりは「裏切られた」という表現も致し方ないかなと思う。

3年前圭人はファンと、そしてJUMPと約束してたんだから。JUMPに戻ってくるって。

「JUMPに還元する」って。

ちゃんと言葉にして約束していた以上、それを(過失ではなく故意に)成し遂げなかったことは責められて当然だと思う。

 

3年前山田くんは留学を「圭人の自分勝手じゃなくてHey! Say! JUMPの自分勝手」だと言っていた。

一昨日動画で山田くんは圭人に「自分勝手」だと言った。

いよいよJUMPの自分勝手は圭人の自分勝手になったなと思った。

最初からずっとJUMPを離れることに否定的だったけど、それでも圭人とJUMPのためだと送り出した涼介の気持ちも考えてほしい。

内心どう思ってたかはわからないけど、留学を前向きに捉えて笑顔で送り出した他のメンバーの気持ちも考えてほしい。

2年半でパワーアップした圭人を入れて、また9人に戻ると信じて活動を続けてきたJUMPの気持ちも考えてほしい。

そりゃもうすでに考えているとは思う。メンバーからもその気持ちは聞かされていると思う。

でもやっぱり何度でも考えてほしい。自分がどれだけ人の思いを裏切ったのか、忘れないでほしい。

 

10周年のときの、あのときに、「9人で1つなんだ」「夢は一人で追うより9人で追ったほうが楽しいんじゃないかな」って語った涼介の言葉をどんな思いで聞いていたんだろう、

他でもないHey! Say! JUMPの絶対エースはアイドル業も俳優業もバリバリにやっているのになぜ圭人はJUMPを辞めたいんだろう、

圭人のやりたい俳優業はJUMPではできないんだろうか、

どうして俳優の夢にかけているだけの情熱をJUMPに向けられなかったんだろう、

Hey! Say! JUMPに全力を注いでいる人たちの前で、どういう気持ちでJUMPから離れた自分一人の夢を語ったんだろう、

「JUMPに還元する」という約束を果たせなかったことに何を思ってるんだろう、

本当にファンに、メンバーに申し訳ないという気持ちがあるんだろうか、

思うところはたくさんある。

圭人の言動に納得できるわけではない。できるわけがない。

 

圭人、あなたは本当に自分勝手だよ。

 

 

 

でも私は脱退を受け止める。

この理由はまた後で。

 

 

 

 

『9』の話

 

『9』と言う数字に固執しそうになっている自分がとても嫌。

 

数字に永遠を見出すのは本当に難しい。ヲタクはすぐに大切な数字に拘ってしまうけど、その数字を維持することって実はすごく難しい。

 

TOKIOさんのニュースのときに伊野尾くんが言っていた言葉

「外から見ているとアイドルって幻想的で永遠に続くような感覚ってあるかもしれないけれど、それってある程度の覚悟も必要だし壁もたくさんある」

本当にそうなんだと思う。

 

Hey! Say! JUMPにとって『9』という数字がとても大切なものであることはファンには言うまでもないことだと思う。

じゃあ『10』はどうなんだと思う人もいるかもしれないけど。

残念ながら私自身ファンになったのは理想の息子の頃なので9人になってからで、Hey! Say! JUMPというグループに興味を持ち始めたのもOVERの頃で、本当にギリギリ10人だったときだけど、ほとんど覚えてはいない。

だから『9』という数字を大事に感じるのは、私の中で『10』という数字の重みは実感がしにくいというのもあると思う。(辞め方のこともちょっとあると思う)

ただそういう私個人の立場を考慮しても『9』という数字は大事なはず、なんだ。

JUMPが『10』の上に築いてきた『9』の歴史はJUMPというグループにとって、9's SOULを持った9 Soldiersにとって、とても大きく重みのあるものだと思う。

というか感情論を抜きにしても現状JUMPの歴史の中で一番長いのは9人での歴史だし。

圭人の留学後をもう8人だという計算にしても、現段階で10人の時間より8人の時間より9人の時間がダントツで長い。

もちろん私のJUMP担歴の中でも9人の時間がダンッッットツで長い。

もはや私の中で『9』という数字を大事にしない理由がない。

だからやっぱり9人でいてほしかった。ずっと9人でいてほしかった。『9』という数字を失いたくない。『9人でHey! Say! JUMP』という語感すら愛おしい。『9』という数字以上に大事な数字はない。

 

そういう自分にイライラする。

『9』の歴史を捨てる気はない。8人になっても、これからも『9』という数字は大切にしたいし、私が見てきた9人のHey! Say! JUMPのことをこれからも大好きであり続けると思う。

 

でも「8人のHey! Say! JUMPだって素敵だったから」

 

もちろん「自担がいる」というのは理由として大きい。多分何よりも大きい。

グループみんな大好きだけど、ここは下手に綺麗事を言うつもりもない。私は自担が一番好きだし自担が一番重要です。

その上でだけど。

活動してるのは8人でもまだ9人だから!!!!という件については一旦置いといて、8人で活動していた2018年夏以降の事実上8人のHey! Say! JUMPの話をする。

 

8人のHey! Say! JUMPだって十分に輝いていた。

一人減ったからって曇ることなく輝き続けていた。

なんならJUMPなりに進化している分8人の輝きは増していたと言ってもいいと思っている。

現段階で私が過去一番好きなライブはPARADEだ。

JUMPを誇りに思う出来事もたくさんあった。

 

だからどうしても私の中で『9』という数字に固執しすぎることは、ある意味この2年半の8人への冒涜のように感じてしまうんだ。

「8人じゃダメだった」という意味になりかねないから。

そしてもっというなら8人になってからJUMPを好きになってくれた人にも失礼だと思うんだ。

去年、新たにJUMPに興味を持ってくれる人が多くてすごく嬉しかったから。

 

8人はダメじゃなかった。8人のJUMPだって最高に輝いていた。むしろ変わらずにたくさんの幸せを与えてくれてありがとうと伝えたい。

8人のJUMPも最高に大好きだった。

8人のJUMPの応援も楽しかった。

 

正式に8人グループになる前に8人での活動がどんなものかを見れていたのは、私にとって良かったことかもしれない。

8人のJUMPも変わらず輝いていくと自信を持って言えるから。

8人のJUMPにもついていきたいと思えたから。

 

こんなふうに書いてきたけど、やっぱり9人のHey! Say! JUMPを見たら、あの頃を思い返したら、普通に辛くて悲しい気持ちになってしまうと思う。

9人のJUMPには楽しい思い出がたくさんある。9人でワイワイしてる姿が好きだった。奇数で作られるフォーメーションも大好き。最高にかっこいい圭人のギターが聞こえるJUMPバンドをずっと見ていたい。ホワイトファルコンをかき鳴らす圭人が見たかった。圭人が帰ってくることで一番楽しみにしてたのはまたフルメンバーのJUMPバンドを見ることだった。

 

もう一度言うけど私は9人のHey! Say! JUMPが大好きだ。

でもそれは8人のHey! Say! JUMPを応援したいと言う気持ちと共存している。

 

だから圭人を含む『9』という数字はこれからも宝物だけど、『9』という数字に固執するのはもうやめようと思う。

涼介、伊野尾くん、ちぃちゃん、ゆーてぃ、大ちゃん、雄也、光くん、薮ちゃん。

JUMP。

これからもよろしくね。

 

 

 

 

永遠なんてないとわかっていても永遠を願ってしまう話

 

確か圭人の留学が発表されたとき、「アイドルに永遠の保証なんてないとわかっているけどなぜか根拠もなく永遠を信じてしまう」みたいなことを書いた。

「綺麗に無邪気に永遠に」は3年前そういう気持ちでタイトルに選んだ。

事実として9人のJUMPは永遠ではなくなってしまった。

でも今この瞬間も私はHey! Say! JUMPの永遠を期待しないではいられない。

頭悪いなと思われるかもしれないけど。

保証も根拠もない永遠を私はまだ夢見ている。

 

ただ永遠の内容は少しずつ変化していくだろうけど。

メンバーが分岐点に立ったとき、何がそのグループにとって最善であるかはグループによって異なると思う。

一人欠けてしまうのではなく全員で活動休止して「5人で嵐」であり続ける嵐も、何人になっても前に進んでいる関ジャニ∞も、一人が辞めるならみんなで幕を降ろすV6も、

どれも間違ってなんかいない。

グループのあり方はそれぞれでいい。

だからJUMPにはJUMPらしくあり続けてほしい。

JUMPが思うJUMPらしさを貫いてほしい。

永遠ってなんなのか自分でもよくわからないけど、私は身勝手にHey! Say! JUMPの永遠を願っていようと思う。

 

なんか自分でも何が伝えたいのかよくわからなくなってきた。

 

 

 

 

ネットで見かけた意見に勝手に意見する

 

とまぁここまで圭人の言動を肯定はできないこと、これは裏切りだということ、『9』に固執してしまうこと、とかまぁ圭人に対する割とマイナスな感情を書き殴ってきた。

本当に今回ばかりはいろんなところにこういう感情が溢れるのは仕方がないと思う。

 

一方でTwitterでその意見めちゃくちゃ見るけどそれは本当にそうなのか?ということについて口悪く物申したい。

ここからはネチネチしつこくうるさい私の時間です。ヲタクに心が狭いヲタクな私の時間です。

 

 

“「JUMPは圭人に甘い」「どうして圭人の脱退に納得できるんだ」”

は???なんでそうなる???

JUMPが圭人に甘いっていうなら、お前はJUMPを甘く見てるんじゃないのか。

確かすばるくんの会見のときに聞いた言葉で、本人たちの言葉だったかヲタクの言葉だったかはもう思い出せないんだけど絶対に忘れられない言葉があって。

「ファンが聞きたいことはもう全部メンバーが聞いている」

本当にその通りだと思ってる。聞いた上での結論なんだ。

多分留学が発表されたときも私は同じことを言ってると思うんだけど。

これについては3年前も今も変わらない。

「私たちが圭人に聞きたいことはすでにメンバーが聞いている」

ていうか聞いてないわけがない。

遠くで見ていることしかできないただのヲタクだけど断言する。

聞かないJUMPではない。

もしまだ十分に聞いていない、十分に話し合っていないと思うなら申し訳ないけどまじで「今まで何を見て応援してきたんだ」と言わせてもらう。

もはやこれはJUMPに限らずほとんどのグループでそうだと思うよ。長く続くグループの絆を甘く見てるやつは10本虫歯になれ。

 

「私たちが圭人に聞きたいことはすでにメンバーが聞いている」

このことをわかった上でJUMPが圭人の脱退を認めたことに納得がいかない人。

仕方ないしそれぞれ思うところはあって当然だと思うけど、私としてはJUMPが脱退を認めたことに異論はなくて。

理由としてはメンバー間で必要な話し合いは済んでいるのもそうだし、何より「圭人の人生は圭人に決める権利がある」と思っているから。

私のフォロワーさんはツイフィにも書いていることなので知ってると思うけど、私は常日頃からとにかく自分の好きなアイドル達には人としての自由を制限されずに生きてほしいと思っている。

「人間である前にアイドル」とか知らない。私の好きなアイドルは人間だ。

アイドルのために自分を犠牲にすることが必ずしも美徳だとは思っていない。

だからそれが最終的に私の望まない結果だったとしても、彼らには自分の人生を自分で選んでほしい。自分の幸せを捨てないでほしい。

そういう世の中じゃないことはわかっている。それでも願わせてほしい。

一方で人は一人で生きているわけじゃないのは間違いない。だからなんでも自分の思い通りに人生を選べるわけじゃない。これはアイドルだからとかじゃなくどの職業でもそうだと思う。圭人の場合もメンバーをはじめ多くの人に影響を及ぼすことになる。ファンにも影響する。ルールだって存在する。夢を追いたいから辞めます、なんてそんな単純な話ではない。

でもちゃんとそういうことも話し合った上で圭人の選んだ人生は認められたんだと思う。憶測も入るけど、圭人の人生は圭人が決めることだと8人も理解しているんじゃないだろうか。そして、8人をそう思わせられるくらい、JUMPが見た覚悟を持った圭人には意志の強さがあったんじゃないか。

実際今の圭人は昔の圭人よりも自信に溢れてる。

「圭人の人生の最終決定権は圭人にある」

これは誰にも侵されてはいけない権利。そうであってほしい。

これが私が圭人の脱退を受け止める理由。

 

同時に「JUMPの進む道の最終決定権はJUMPにある」と思うことも書いておきたい。

どうしても圭人の意志とJUMPの決断を認められない人は極端な話ファンを辞めてもいいと思う。(過激思想でごめんね)

ファンに力がないとは思っていないけど、ファンの力を過剰に信じている人はあんまりジャニヲタには向いてないと思う。

一部のファンの人には酷なことを書くけど、結局ファンはファンであってメンバーではない。外野の人間とまでは言わないけど、メンバーや家族、事務所関係者レベルの内野でもない。私たちは見ている人間。だから内部のことにしつこく口出しすべきではないと思いながら私はヲタクをしている。(特に表に出ている時間ではないものについてそう思う)

だから何か納得できないことが起きたとき、私たちが決めることができるのは「彼らを応援するかしないか」ではないだろうか。

なんでもファンの、自分の思う通りにならないと納得できないなら向いていないと思う。少なくとも抱えているファンの数が膨大なジャニーズにおいては。(そもそもファン一人一人の考えだって違うんだから、全てのファンの願いに応えられるわけがないし。髪型の好みですら割れるのに)

どうしても自分の思い通りになってほしいならファンがあれこれ口を挟めるアイドルを応援したらいい。

 

応援するかしないか、今決める必要はないと思う。でも自分の気持ちを言葉にして吐き出すとき、その言葉がメンバーにどんな意味を持って伝わるか考えてもいいとも思うかな。

 

 

“「JUMPは脱退するのに事務所には残るのは意味がわからない。中途半端」”

正直「なんでJUMPを辞めたら事務所も辞めなければならないんだろう」と思った。別に私はそうする必要はないと思う。

ご存知の通りジャニーズ事務所はアイドル事務所だけどアイドルだけの事務所ではない。

アイドル業でなく俳優業1本でやるとしても問題ない事務所だと思っている。

圭人のやりたい俳優業はJUMPではできないんだろうか、とかだいぶ前の方に書いたけど、私の中で納得いく理由が見つからなくても結局なんとなくはわかっている。アイドルグループに所属した状態でやる俳優業と一人でやる俳優業には圭人の中ではちゃんと違いがあったんだろう。圭人が感じる違いが。

だからJUMPは辞める。

ここ最近グループを脱退した人たちは大体退所もしてるから、「グループ脱退=退所」と考えてる人も多いのかな?とか考えたけど。別に脱退後も事務所残留の前例はあるし事務所に残ることには問題なくない?

事務所に残ることを甘えだと捉えての中途半端という意見もあるかなと思うけど、かといって事務所を去ることが賢明だという気もしないしなぁ、と。長年慣れ親しんだ事務所だから完全に新しい場所に行くよりもやりやすいだろうし、やはり大手の事務所だから舞台の仕事も入ってきやすいだろうし、同じ俳優として尊敬しているであろう父親もいるし。むしろ残るのはちょっと頭良いなとすら思った(それが小賢しくて嫌だって人もいるかもしれないけど)。

まぁつまり圭人にとってはグループに所属しているかどうかがポイントだったのであってジャニーズ事務所であるかどうかはまた別の話だったということじゃないかな。今じゃなくてこれから活動していく中でやりたいことがより具体的になったりしたときに退所するという道もあるんだと思うし。

個人的にはジャニヲタの端くれとして退所の道を選ぶ人がいると寂しいなぁという思いを抱いていたので、圭人だからとかではなく、分岐点に立っても事務所に残りたいと思ってくれている人がいるのがちょっと嬉しいなと思う。ちょっと。

 

 

“「なぜFabでラストなのか。FabはFabでやってほしかった」「Fabが葬式みたいになるのは嫌だから別で卒コンをしてほしかった」”

これはちょっとわかる。Fab大好き人間なのでわかる。ティザー映像的なのを見てより期待が高まっているのでわかる。

まぁただ一方でスケジュールとかいろんなプレスリリースとか、こちらにはわかりようのないいろんな事情があっての決定なのかなとも思うのであんまりキレ散らかさないであげてほしいな、、、

 

 

“「自分の意志でJUMPを辞めるのに最後にライブはしたいって何?わがまますぎる」「辞めたいくせに自分の強い希望でパフォーマンスしたいって意味わかんない」”

そんな発想なかったからびっくりした。そう感じる人もいるんだな、、、

私は逆に嬉しかったけどな。未練がある感じが嫌だと思われてるのかもしれないけど、私としては未練があってくれて嬉しかった。JUMPとしてパフォーマンスすることに未練がないくらい俳優の道しか見えてなかったらむしろ悲しくなる気がする。未練があるということは、圭人にとって9人で活動した時間が楽しくて大切な思い出だということの現れだと感じたから。ファンにJUMPとしての最後の姿をちゃんと届けたい、ちゃんとさよならをしたいという彼なりの誠意だと感じたから。ラストステージってやりたいと思ったからって必ずしもやれるものじゃない。やりたいという意思とやるチャンスがあるのならやってほしい。

最後に9人でステージに立ちたいと思ってくれてありがとう。

 

退所しないこととラストステージのことで、圭人の姿を見たくない、見れる心境じゃないという理由で否定的な人に関してはまた別の問題だと思うのでまぁそれぞれのペースで消化するなり考えるなりしていってほしい。

怒りゆえに見たくないのか悲しみゆえに見たくないのかによってもまた違うと思うけど。

 

(4/11追記3:「自分勝手に辞める人のために花道を作ってあげる義理はない。優しすぎるんじゃないか」というタイプの意見も目にした。申し訳ないけどHey! Say! JUMPというグループのことをたとえ自分勝手でも夢を追う仲間の最後の願いを却下するような人たちだと思ってるなら今まで何見てたんだって感じというかまじで解釈違いだわ。ちゃんと最後の姿も見せられない別れを経験している彼らなら尚更。本当にラストステージやってくれてよかった。ありがとう)

 

 

“JUMPにいた頃の圭人が良いアイドルだったかどうか”

要はアイドル時代の圭人のことも否定するような人もいないわけではなくて。そういう意見に一言言いたい。

Hey! Say! JUMP岡本圭人はちゃんとファンのことを愛しているアイドルだった。

完璧ではなかったかもしれない。そもそも人それぞれ求めているアイドル像は違うし完璧の基準も違うだろうけど。

でも圭人担じゃないけど言わせてくれ。少なくとも圭人は一生懸命JUMPの活動をしていたし、ファンのことも大切に思ってたよ。

留学前は自分に自信がないがゆえに自虐しすぎて圭人担をヤキモキさせていた節はあったかもしれないけど。

4年くらい前、ファンよりメンバーファーストだっていう話をしていたことがあったのでそれを理由に悪く言われているところを見たことがあるんだけど、それが悪いことだと捉えられる理由は私にはよくわからないし。(ファンファーストなのも素敵なことだけど、誰よりも長く一緒に過ごして常に一緒に並んで一緒に仕事しているメンバーが一番だと思うことに私はなんの問題もないと思う)

とにかくこの件でJUMPにいたときの岡本圭人を悪くいう人は今回のことの是非がどうとかそういうことじゃなくて単純に好きじゃないだけだろ、と私は思っちゃうな。

 

 

 

最後に

まぁ長々と自分語りをしてきたわけだけど、結局この手の問題ってヲタクの数だけ考え方があって、明確にどれが正解なんてものでもないと思う。

それでもこんなブログを書いたのは、単純に自分の意見を文章化して整理したかったからというのと、意見が合わないヲタクに対するイライラモヤモヤを吐き出したい過激思想の人格が目を覚ましてしまったのと、このブログが誰かの救いになればいいなと思ったから。

いろんな意見が錯綜する中で自分と同じ気持ちの人がいなくて自分だけ取り残されているような、辛い気持ちになってしまう人もいると思う。でもそうやって辛いと感じている人のうち一人でも私と同じの人がいて、一人じゃないって思ってくれていたらいいなと思う。

もしかしたら地球上でこんな考えを持ってるのは私一人かもしれないけどね!!!!

でも誰か一人でもいいからどこかで共感してくれる人がいてくれればいいな。

 

そんなことを考えながら終わろうと思います。

 

本当に長すぎるブログになっちゃったな。長すぎて気持ち悪い。

先生これを卒論として認めてくんないかな。

 

『Fab! -Live speaks.-』楽しみにしてるね🥰

 


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